多分散粒子を含む、様々な分散系の分離現象を、自然沈降法でありながら、多波長の光源を用いた光透過式で分散性、粒子径分布及び濡れ性評価にも対応した最先端の分析装置です。

懸濁サンプルの液表面から底部に至る全ての箇所での透過光吸光プロファイルを、リアルタイム(最短1秒毎)に測定することにより、沈降・凝集を検出し数値化します。幅広い粘度、温度、粒子濃度での分析が可能です。

3光源(近赤外・赤外・青色)の採用により、粒子径分布評価時に通常必要な屈折率の情報が不要ですので、新規開発品の分析にも有効です。

《評価項目》
分散安定性（沈降・浮上速度）
分散性評価・粒子径分布測定
貯蔵安定性・沈降体積評価・粉体濡れ性評価
粉体密度測定　等・・・

さらに、LUMiReaderはLUM社独自の特許であるチルトシステムを採用しています。通常の直立位置から試料を傾斜させることにより、最大10倍の加速度での測定を実現しています。 加速度は傾斜角、バイアルの寸法、及び試料タイプなどの幾何学的因子に依存します。

研磨剤
アスファルテン
カーボンブラック
セラミックス
原油
ファインケミカル
食品
ガス・油
インク
医薬品
ポリマー
スラリー
その他材料

- 分散安定性の測定
- 傾斜させることで、分離分析時間を最大10倍短縮可能
- 屈折率情報なしでの高分解能の粒子径分布測定が可能
- ラインセンサーを用いたリアルタイムでの測定
- 最大60℃までの温度コントロール範囲
- ディスポーザブル容器を始めとする様々な容器を使用目的に合わせて選択可能