LUMiFracは革新的な接着力・密着力測定装置です。 温度制御された環境下で遠心力を用いて、引張強度及びせん断強度(N/mm²)を算出することが可能です。
LUMiFracは、試料に遠心力を加え、破断の瞬間をセンサーで検出し、その時の回転数及びテストスタンプの重さ等から破断荷重を算出します。（CATT = Centrifugal Adhesion Testing Technologyを採用）。 回転数やテストスタンプの重さ、温度等の調整は簡単に行えるため、様々なアプリケーションに対応可能です。
試験サンプルの調整は、クランプでの固定が不要な為、容易に行うことができます。最大8検体同時測定が可能で、従来法に比べ高精度・高再現性の測定及び測定時間の短縮が可能になっています。 すべてのデータは、LUMシリーズ専用ソフトウェアSEPViewで解析されます。SEPViewは、引張強度/破断強度を自動的に計算して算出します。
LUMiFracは、ラッカー、コーティング、航空機産業、木材製品、自動車および接着テープの複合材料、プラスチック、エレクトロニクス、シーリングおよび光学コーティング、例えば眼鏡、鏡などのコーティングまたは薄い金属フィルムの多層膜など、様々な分野で使用されています。
▶ 接着に関する品質管理 - シアノアクリレート、エポキシ接着剤、ポリウレタン、接着テープ、シーリング等 ▶ コーティングの密着強度の測定 ・耐腐食コーティング ・装飾性付与のコーティング ・接合レンズ ▶ 複合材 ・複数の材料混合物 ・配線材料 ・軽量化構造体 ▶ 表面処理 ▶ 耐久試験 ・一定荷重での長期試験 ・各温度に対する耐久試験
▶ 簡単な試験片の準備(クランプ不要) ▶ 最大8検体の同時測定が可能 ▶ 高い測定再現性 ▶ 幅広い測定範囲（0.1N〜6.5kN） ▶ 引張およびせん断強度の測定が可能 ▶ 回転数及び荷重の変更が簡単に可能 ▶ 温度制御-11℃〜+ 40℃ ▶ 破断面の確認が可能 ▶ ISO 4624、DIN EN 15870、JIS K 5600-5-7、およびDIN EN 14869-2に準拠
